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*油脂を学んで健康料理!*

料理にかかせない「油脂」 油の正しい知識を持って健康な食生活を送りましょう!

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■トランス脂肪酸とは

トランス脂肪酸とは「不飽和脂肪酸であってトランス型である非共役二重結合を1つ以上もつもの」と定義されています。

…何の事やらわかりませんね。



二重結合がどうたらこうたらと、ここでの説明をみるよりかはwikiをみた方がいいと思います。
 

ちなみに添加物とは違います。あくまで加工する過程でできちゃったものなので、わざわざ添加したりすることはありません。

そして特別に蓄積するということもありません。脂肪なので蓄積はしますがそれは他の脂肪と変わらないということです。

 

 

■トランス脂肪酸は何に含まれているの?

一番問題視されているのが「マーガリン」です。マーガリンは主に植物油を「水素添加」することによって作られます。

この「水素添加」によってトランス脂肪酸が生成されてしまうのです。ショートニングファットスプレッドと呼ばれるものもマーガリンと同じく水素添加を行っています。

 

マーガリンに含まれているという事はマーガリンを使った食品にも含まれているということです。コンビニのパンやケーキ、ドーナッツや洋菓子…材料表示をみてマーガリン、ショートニング、ファットスプレッドのいずれかが入っていたらその食品にはトランス脂肪酸が含まれています。

 

またファーストフードの揚げ油にもトランス脂肪酸を含む「硬化油」は使われています。アメリカなどでは問題視されていて違う油に取り替えられましたが、日本では未だ使われているようです。

 

また植物油を精製する工程で高温で処理を行います。この時にもトランス脂肪酸は生成されてしまいます。そのためサラダ油やグレープシードオイルなどにも微量のトランス脂肪酸が含まれています。(マーガリンの1/10ほど)

長時間加熱された油にもトランス脂肪酸は微量作られます。

 

そしてトランス脂肪酸は天然にも存在します。牛や羊などの反芻動物の胃の中で、微生物の働きによってトランス脂肪酸が作られます。そのため牛肉や牛乳、乳製品にはわずかにトランス脂肪酸が含まれています。しかし天然のトランス脂肪酸は健康への影響が少ない、という研究結果もあるようです。

 

■トランス脂肪酸の危険性

トランス脂肪酸を多量に摂取し続けた場合、血液中の善玉コレステロールが減り 悪玉コレステロールが増えます。その結果、心臓病のリスクを高める事になります。

 

ガンになる、という話もありますが確かではありません。 2004年のEFSA(欧州食品安全機関の意見書では、がん、2型糖尿病、アレルギー等の疾病とトランス脂肪酸摂取との関連性は「弱い(weak)」また「一貫性がない(inconsistent)」としています

調べてみたら『アメリカでのここ100年間のガンによる死亡率の上昇と、トランス型脂肪酸含有の植物油の消費量の増加ラインはピッタリ一致している。』なんてありましたが言葉のトリックですのであしからず。

 

 

■絶対に食べてはいけないの?

絶対ということはありません。あくまで多量に摂取し続けた場合は危険性があるというものです。

摂取しすぎなければ問題はありません。コンビニのパンやスナック類、ファーストフードを絶対に食べるな!と言われても無理な話ですよね。

 

■どのくらいまでなら大丈夫なの?

WHO/FAOではトランス脂肪酸の摂取量を摂取エネルギーの1%未満とする、としています。

わかりやすいように言い換えると1日あたり2gまで大丈夫という事です。

 

それでもわかりにくいと思うので簡単な目安を載せます。

 

 

 

ちなみに、日本人が一人一日当たり食べているトランス脂肪酸の平均的な量は0.92~0.96グラムと推定されています。基準の半分以下ですね。アメリカなどと比べて、日本人はマーガリン使ったり、ファーストフードを利用する頻度が少ないので、よほどのことが無い限り問題はありません。

 

 

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